
宅建って取っても意味あるのかな。
資格を取ろうとするとき「メリットがあるかどうか」を考える人は多いはず。
宅建取得のメリットは国家資格であるという他に、たくさんのメリットがあります!
この記事では、いろいろある中から厳選した宅建取得のメリット5選について詳しく解説していきます。
☆この記事がおすすめな人
・宅建取得のメリットが知りたい
・宅建は仕事の他に利用価値があるのか知りたい
・宅建に興味があるけどイマイチ踏み出せない
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私は3歳5歳の姉妹を子育て中のアラフォー主婦。
2022年に宅建・賃管を独学40点で合格。
現在は不動産会社で宅建士として勤務
宅建士とは
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正式名称は「宅地建物取引士」です。
宅地建物取引業法に基づき定められている国家資格者。
宅地建物取引業者(一般に不動産会社)が行う、
宅地又は建物の売買、交換又は貸借の取引に対して、
購入者等の利益の保護及び
円滑な宅地又は建物の流通に資するよう、
公正かつ誠実に法に定める事務(重要事項の説明等)を行う、
不動産取引の専門家である。
<ウィキペディアより>
簡単に言うと、物件を賃貸・購入するときに家賃や賃貸期間、家の状態など契約内容を記した重要事項説明書を作成し、説明してくれる人のことです。
この「重要事項説明」は宅建士の独占業務となっています。
このように、宅建士は国家資格であり独占業務もある専門性のある仕事です。
毎年20万人以上も受験している人気資格であり、特に不動産業界からは常に必要とされている需要ある資格なんです。
宅建取得のメリット

☆宅建取得のメリット
・就職・再就職に有利
・収入アップにつながる
・女性の再就職にも有利
・高齢になっても活躍できる
・家を購入・賃貸するとき宅建の知識が役立つ
順に見ていきましょう。
就職・再就職にも有利
宅建業者(不動産会社)は従業員の5人に1人の割合で宅建士を設置しなければならない規定があります。
会社によっては常に宅建士が不足していて困っている、という会社も少なくないです。
実際に、求人をみてもらえば「宅建資格必須」で募集している企業が多いのがわかると思います。
宅建を持っている・持っていないではできる業務の範囲が変わってくるので、宅建を持っている人を採用したいと考えている企業が多いのが現実。
そして、宅建は不動産業界だけでなく金融業界や保険業でも必要とされている資格です。
銀行が取り扱う住宅ローンに関しても宅建の知識が大いに役立つため、宅建取得を促している銀行も多いのが現状です。
このように、宅建取得によって不動産業界・金融業界など高収入を狙える業界に転職することも可能なので、収入アップにつながるというわけですね。
収入アップにつながる
不動産の取引には宅建士は必須です。
宅建士の資格がなくても不動産会社で勤務はできますが、口頭での重要事項説明は宅建士しかできません。
そのため、宅建を取得すれば「宅建士手当」がついたり昇進や昇給をしてくれる企業も多いため、収入アップにつながるというわけです。
ちなみに、宅建士手当の相場は地域などによって差がありますが「1~3万円」が多く、都内だと5万円というところも。
正社員だけでなくパートやアルバイトでももらえる場合も多いので、普通のパート事務よりも断然稼げますね。
女性の再就職にも有利
宅建を持っていれば「業界未経験」で「年齢が高い」場合でも採用される可能性が高いのもポイント。
私の話で恐縮ですが、私も「業界未経験」「40代」「子持ち主婦」でありながら、家からも幼稚園からも近い、希望する会社に1社目で採用してもらいました。
私は子供がまだ小さいためパートなのですが、夫の仕事の都合上「土日も基本出勤できない」「平日の15時まで」という企業側にとって悪条件であっても受け入れていただけました。
私のように、まだ正社員の希望ではなくパートでも働けるというのも女性にはメリットかと思います。
不動産会社なら家の近くでもすぐ見つかるので、小さなお子さんがいる方にはおすすめですよ。
そして、反対に私よりもっと若い20・30代の方や独身の方、まだ子供がいない方や子供がもう成長している大きい方であれば、正社員希望だと思うのでもっと採用される確率は高いはず。
このように、宅建を持っていれば業界未経験であっても、年齢が高くても、自分の希望条件の企業に就職や再就職しやすく、非常に有利です。
ちなみに、パートであっても宅建士手当をもらえています。(2万円)
大変ありがたいです。
年齢が高くても活躍できる
私が宅建士を目指すきっかけになった雑誌にも書いてあったことなのですが、年齢が高くても現役で働くことができるのが宅建士のメリットです。
私が働いている会社の上司も60代の女性で現役営業マンです。
もう20年以上も働いているので、自社物件や近隣の不動産情報を熟知しているのでとても頼りになる存在です。
この「頼りになる」というのも社内の人だけでなく、お客様や大家さんからも信頼されているのが傍から見ても感じます。
このように、宅建士は若い方が重宝されるばかりでなく、年齢を重ねるほどに説得力や安心感が増す仕事になるという点も魅力だと感じています。
これからは100年時代ともいわれていますし、定年もこれから何歳になるかわかりません。
若いうちにしかできない仕事より高齢になっても働ける仕事という点で、宅建士はこれからもおすすめだと思います。
自分の家を購入・賃貸するときも役立つ
上記では、「宅建士として働く場合のメリット」をお伝えしてきましたが、自分が家を購入・賃貸するときにも、宅建の知識がとても役立ちます。
自分が購入・借りる時に宅建士に重要事項説明をしてもらう場合も知識があれば、怪しい宅建業者から騙されるということが防げるはずです。
宅建では「住宅ローン控除」「相続税」「配偶者居住権」など税金のことや民法も勉強するので、今後生活していく上で知っていて損はない役立つ知識も身に付きます。
余談ですが、宅建と同じ不動産系の資格で「賃貸不動産経営管理士」という国家資格もあります。
この資格は「賃貸管理」についての法律を学ぶので、退去時や原状回復義務、賃貸契約上のトラブルについての知識が得られます。
宅建の知識を生かして取得可能な国家資格ですので、興味がある方は賃貸不動産経営管理士の取得も検討してみてください。
宅建同様、不動産業界では優遇される資格となっています。
宅建取得のメリット5選 まとめ

☆宅建取得のメリット まとめ
・就職・再就職に有利
・収入アップにつながる
・女性の再就職にも有利
・高齢になっても活躍できる
・家を購入・賃貸するとき宅建の知識が役立つ
このような点から、特に女性にはメリットがある資格といえます。
実際、私は現在宅建士としてパートですが非常に良い待遇(勤務時間や曜日など)で働かせてもらい、とても充実した日々を送っています。
宅建士を取得しなかったら、このような自分の希望通りの働き方はできなかったと思います。
この記事を読んでくれた方に宅建の良さを知ってもらい、ぜひ宅建に挑戦するきっかけになれば嬉しいです。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
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