
宅建から1ヶ月で合格できるっていうけど
どうやって勉強すればよいの?
宅建と賃貸不動産経営管理士のダブル受験を決めたけど、どうやって勉強していけばよいのか、不安に思っている人もいるのではないでしょうか。
そして、賃貸不動産経営管理士は不動産資格の中では難易度は低いですが、決して簡単に合格できる試験ではありません。
では、どうすれば良いのか?
それは、「短期間で効率的・戦略的に、優先順位を決めて学習する」これが非常に大切です。
この記事では、宅建試験後の約1ヶ月間で賃貸不動産経営管理士に合格できた勉強方法を私の実体験を元に紹介します。
私は業界未経験・資格も特にない、ごく普通の子育て中の主婦でしたが、2022年に宅建と賃管を独学でダブル受験し、共に40点で合格できました。
誰でも実践できる内容となっています。
ぜひ、参考にしてみてください。
☆この記事が参考になる人
・今年宅建と賃管のダブル受験を考えている
・効率よい勉強方法を知りたい
・実際ダブル受験し合格した人の体験談を聞きたい
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私は、5歳3歳の姉妹を子育て中のアラフォー主婦です。
2022年度に宅建と賃管を共に独学40点で合格。
今は宅建士として不動産会社に勤務しています。
賃貸不動産経営管理士 オススメ独学勉強法
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では、私が実践した「賃貸不動産経営管理士の独学勉強法」を紹介します。
宅建と出題範囲が重なっている分野もありますが、効率よく勉強しなければ、試験日までに間に合いません。
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計画的・戦略的にに勉強を進めていくことが大切!
1ヶ月で40点合格!オススメ独学勉強法
➀水野先生のYouTubeを見る
➁重要な分野から勉強する
➂重要分野以外は過去問を周回する
④設備をやりすぎない
⑤予想模試を活用する
順に見ていきましょう。
水野先生のYouTubeを見る
まず、賃貸不動産経営管理士の勉強で1番最初にやるべきおすすめしたいことは、LEC専任講師水野先生のYouTube講義を見ることです。
なぜなら、「最優先に勉強する分野」と「力を入れ過ぎない分野」を把握するため。
試験の全体像もお話されているので、初学者には勉強すべき手順や重要分野などイメージしやすいと思います。
とっても面白く人気の先生なので楽しく勉強が進められますし、何より水野先生の講義は非常にやる気がもらえるんです。
しかし、残念ながら水野先生のYouTube講義は試験範囲の全部があるわけではありません。
試験直前に総まとめ講義はアップしてくれていますが、本当に重要部分だけです。
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これでも十分ありがたいんですけどね。
このように、宅建受験の経験から「賃管もYouTubeに有料級の講義動画があるはず」と思っていたら大間違い。
賃管は国家資格になって1年しか経っていないことや受験者数がまだ少ないことから、YouTubeでの講義動画がほとんどありません。
その結果、テキストでは理解できない箇所がが出てきてもそのまま放置してしまい、結局そのまま理解できないままになっているということも。
ここが、賃管を独学で勉強するデメリットだと感じました。
そこで、私かこれから賃管試験に挑戦する人におすすめしたいのはスタディングです。
独学と変わらない低価格でありながら「非常識合格法」で有名な竹原講師の講義動画も見ることができ、「講義」「テキスト」「問題集」すべてがスマホ1つで利用可能な通信講座です。
スタディングを利用することで講義動画を探す手間もなくなり、きちんとわかりやすい講義を聞くことができるので「テキストだけの学び」から脱却できます。
そして、スタディングなら講義を専用アプリで視聴もでき、ダウンロードもできるのでオフラインで通勤時間やちょっとした待ち時間でも視聴できるのが魅力。
このような理由から、スタディングは「時間のない」「スキマ時間を有効活用したい」という人に非常にオススメ通信講座なので、宅建から1ヶ月しかない賃貸不動産経営管理士受験生には最適なんです。
もちろん過去問もスマホで解け、AIが苦手な問題を繰り返し出題してくれるなど苦手克服ができる学習システムも使用可能。
講座の無料お試しもできるので、ぜひ検討してみてください。(10%OFFクーポンももらえます)
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最重要分野から勉強する
賃管の重要分野は、「借地借家法(借家)、賃貸借、使用貸借、サブリース(転貸借)」です。
これは水野先生が仰っていたので、私はこれを信じて実践しました。
ここは宅建でも頻出分野ですので、宅建受験時にしっかり習得しておけばそんなに苦労はしません。
ただ、宅建よりも深堀した問題が出題されるので、しっかり抜かりなく復習・完璧に正解できるよう準備しましょう。
重要分野以外は過去問を周回する
上記に述べた「最重要分野」以外の分野については過去問を周回し、出題傾向を掴みます。
ちなみに、「最重要分野以外」とは次の分野です。
管理受託契約、、賃管業法、ガイドライン、少額訴訟・支払督促仕訳、設備税、保険、会計(仕分け)、AM・PM、広告など
上記分野も「最重要」ではないですが、試験には必ず出題されます。
そのため、「受験者にみんなが取れる問題は取れるようにしておく」という意識で、この分野の「頻出問題」「基礎問題」の過去問レベルを習得しておけば大丈夫です。
プチ情報ですが、「広告」が意外と盲点で宅建受験者は引っ掛かりやすいと感じました。(私だけかもしれませんが……。)
宅建は常識の範囲で答えられましたが、賃管はそれだけでは苦戦するので注意が必要です。
設備をやりすぎない
この「設備をやりすぎない」は重要です!
テキスト読んで、ここは面白い!すぐ覚えられる!という方以外は、あまり力を入れ過ぎない方が得策。
・範囲が広く覚えることが多い
・どこが出るかわからないのにすべてしっかり覚えるのはコスパが悪い
といった、以上の理由から。
なぜなら、賃管も宅建と同じで「みんなが間違える問題は無理に正解しなくてもいい」ということ。
反対に「みんなが正解する問題は絶対間違えない」ことが重要です。
ただ、設備も必ず数問出題されます。
・過去問で頻出されている問題
・大手予想模試に出ていた問題
・水野先生が解説してくれている項目
これだけは覚えるようにしていました。
設備が苦手な人は参考にしてみてくださいね。
予想模試を活用する
賃管は2021年に国家資格になったため、国家試験としての過去問が1年分しかありません。
民間資格時代の過去問はありますが、問題の「質」が違います。
私は過去問は賃貸不動産経営管理士ドットコムを利用し2周ほどやったぐらいですが、その代わりに予想模試を3冊購入し、1冊あたり2.3回繰り返し解きました。
予想模試はメジャーなもの、よく売れているものがおすすめです。
なぜなら、受験生の多くが使用している可能性が高く、知識の差がつかないようにするため。
ちなみに、私が購入したのは「LEC」、「日建学院」、「TAC」の3社です。



私の場合ですが、賃管の勉強へのモチベーションが上がらず、テキストを読み込むことが非常に苦痛でした。
そこで、私はテキストを読むことを諦めて予想模試を解く→間違えた箇所・あやふやな箇所の復習するというやり方に変更。
その結果、私にはこのやり方があっていてなんとか合格することができました。
予想模試は難易度が異常に高かったり変な問題もあったりしますが、「必ず覚えるべき問題」は必ずもり込まれているので、そういった問題は解けるように復習しました。
予想模試に「問題の重要度」の記載がありますので、それを参考にしてくださいね。
繰り返しになりますが、宅建とは違い賃管は勉強期間が1ヶ月しかありません。(宅建とダブル受験の場合)
合格点に達すればよいというある種「開き直り」も大切です。
完璧を求めすぎず「合格点」を目指し勉強をしていきましょう。
賃貸不動産経営管理士のテキスト選びには気を付ける

補足になりますが、テキストは「試験範囲がすべて網羅されているテキスト」を購入してください。
なんでこんな普通のことを言うの?と思った人もいますよね。
その理由は、2022年度に賃管の試験範囲加わった「簿記の仕分け」がほとんどのテキスト掲載されていなかったという事態が発覚。
大手資格スクールである「TAC」、LEC」も掲載されていませんでした。
この件については賃管のテキストを比較してくれているブログサイトが発見し、私たち受験者は知ることができたという経緯です。
そのため、早めにテキスト購入されていた人は買い直しを余儀なくされた人も。
このように、2022年度は試験範囲の情報開示が遅れて各予備校のテキスト作成に間に合わなかったのか理由はわかりませんが、テキストはあまり早く購入しないことがおすすめです。
なぜなら、令和5年度も法改正や試験範囲の変更なども予想されます。
最新情報の確認は常にしてくださいね!
ちなみに、簿記の仕訳がちゃんと載っていた唯一のテキストは「日建学院のテキスト」です。
私は購入が遅かったので、はじめから日建のテキストを購入できました。
このテキストはきちんと情報が入っているだけでなく、解説もわかりやすくておすすめですよ!
賃貸不動産経営管理士 独学勉強方法 まとめ

☆賃貸不動産経営管理士 おすすめ独学勉強方法
➀水野先生のYouTubeを見る
➁重要な分野から勉強する
➂重要分野以外は過去問を周回する
④設備をやりすぎない
⑤予想模試を活用する
賃管はまだ国家資格になって2年と日が浅く、難易度や合格率も年度によってバラつきがあります。
2023年度がどのようになるのかはわかりませんが、上記で紹介した勉強方法を実践してもらえば合格できる試験です。(宅建とダブル受験の場合)
ぜひ、この記事を参考にしていただき、ダブルライセンスを狙っていきましょう!
最後までお読みいただきありがとうございました。
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