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宅建って何?仕事内容や試験や難易度についてわかりやすく紹介します

宅建
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宅建ってどんな仕事する人なの?

「宅建」って聞いたことがあるけど、「実際どんな仕事なの?」「試験内容は?」「私でも合格できる?」など詳細についてわからないという人もいるのではないでしょうか。


この記事では、そんな宅建について知らない方に向けて「宅建士についてまるごとわかる概要」をまとめています。

この記事を見れば「宅建」についてのおおよその知識がつくはずです。参考になれば嬉しいです。

いとまき

宅建を取得して人生が激変したアラフォー主婦のいとまきです。

 ・宅建の勉強方法が知りたい
 ・宅建・賃管について知りたい
 ・主婦でも合格できるの?

こういった方に向けて「宅建・賃管」に関する役立つ情報を発信しています。

☆プロフィール☆
・宅建を独学40点で合格
・賃管士を独学40点で合格
・5歳3歳姉妹を子育て中
・宅建士として不動産会社に勤務中

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宅建士とは?

正式名称は「宅地建物取引士」で、宅地建物取引業法に基づき定められている国家資格者です。


宅地建物取引業者(一般に不動産会社)が行う、宅地又は建物の売買、交換又は貸借の取引に対して、購入者等の利益の保護及び円滑な宅地又は建物の流通に資するよう、公正かつ誠実に法に定める事務(重要事項の説明等)を行う、不動産取引の専門家である。<ウィキペディアより>

簡単に言うと、家を買う時、借りるときに重要事項説明をする人です!

宅建業者は事務所に「5人に1人の割合」で宅建士を設置する義務があるので、宅建士は非常に需要がある資格と言えます。

宅建士の仕事内容

宅建士には独占業務が3つあります。


➀重要事項説明
重要事項説明書(35条書面)の記名
契約書(37条書面)の記名

不動産会社であれば、営業・事務職として宅建を活かして働くことになります。

重要事項説明

不動産を購入しようとする人(買主)、借りようとしている人(借主)に「所有権はだれなのか」「登記について」「ライフラインの整備状況」「契約解除について」など契約締結前に知っておく必要がある重要事項説明は、宅建士の独占業務です。

宅建士しかできない仕事なんです!

売買になると重要事項説明書も何十枚とかなりの量になり、説明書を渡されただけでは買主は目を通さない人も出てくるでしょう。

そうなると、後々トラブルになり兼ねないので事前に防止するため、宅建士が必ずそういった重要事項を口頭で説明することになっています。

また、説明を始める前には説明する人に宅建士証を提示する義務もあります。

重要事項説明書(35条書面)への記名

重要事項説明を行う際に、重要事項説明書ももちろん交付します。

その説明書に記名するのも、宅建士でなければできないことになっています。(独占業務)

買主・借主に対して事前にきちんと説明しました、理解してもらいましたよ、という証明のためです。

契約書(37条書面)への記名

契約締結後には、速やかに契約書面を買主・借主に交付しなければなりません。

その契約書への記名も宅建士しかできないことになっています。(独占業務)

契約書に目を通し、誤りがないかを確認し記名することで、「誤りがない」ことの証明となります。

契約書においては、宅建士の説明義務はありません。

ここが、重要事項説明書とは違う部分ですね!

宅建が活かせる業界

・不動産業界
・建築業界
・金融業界



主に、上記の業界では宅建を持っていれば就職・転職時も優遇され、資格も活かせます。



そして、他にも宅建を活かせる仕事はたくさんあります!

「意外と知られていない!宅建を活かせる不動産業界以外の仕事5選」の記事で詳しく紹介しています。

ぜひ、こちらも見てみてください。

宅建試験の概要

試験日

2023年10月15日(日)予定 13時~15時(2時間)

※6月に告知されます。が、恐らく上記日程だと思います。

受験料

¥8,200

・ネット申し込みの場合  クレジット、コンビニ払い
・郵送申し込み      ゆうちょ銀行払い込み

申し込み方法

・インターネット 
・官公庁・書店等で願書を入手して郵送

試験会場

47都道府県

受験票が届く居住地が受験会場

合格率

実施年度受験者数合格者数合格率合格点
令和4年226,04838,52517.0%36点
令和3年(12月)24,9653,89215.6%34点
令和3年(10月)209,74937,57917.9%34点

15~17%に合格率でほぼ変化は見られません。

受験者のレベルも上がっているので、2023年度の合格点も高くなる可能性はありそうですね。

試験内容

・4肢択一のマークシート形式
・出題数50問
・相対評価

試験内容

・権利関係(14問)
・法令上の制限(8問)
・税・その他(3問)
・宅建業法(20問)
・5問免除<土地・建物等>(5問)

※5問免除は、不動産会社勤務などの該当者で講習を受ければ免除される受験者もいます。

宅建の勉強方法

・資格学校に通学
・通信講座
・オンライン講座
・独学


4パターンから勉強方法を選ぶかたちになります。

YouTubeにも有料級の講義動画がありますので、独学で勉強する人も多くなっています。

その一方、驚きの低価格テキストも不要なオンライン講座が受けられるようにもなっています。

通学だと高額だからこそ、わからない・困った時にすぐ質問できるなど手厚いサポートが受けられたり、「正しい学び方」「効率的に学べる技術」なども取得可能です。



このように、それぞれ利点がありますので、自分に合った勉強方法を選んでみてください。

独学で勉強してみたいなという人は、「子育て中でも一発合格できた勉強方法」という記事も書いていますので、参考にしてみてください!

宅建の難易度

宅建は、偏差値でいうと「55~56」
大学でいうと、日本大学・駒沢大学ぐらいに相当します。

合格率も15~17%なので、10人中1人しか合格できません。

「難関ではないが、簡単ではない難易度」
だと言えますね。

宅建合格に必要な勉強時間

宅建合格に必要な勉強時間は、おおよそ「300~400時間」と言われているのが一般的です。

しかし、最近では受験者のレベルが上がっており試験も難化しているので「500時間」は必要だ、と仰っている宅建講師の方も数名いました。

法律を勉強したことがある人、不動産業界で働いている人は一般的な勉強時間があれば合格可能かもしれませんが、全くの初学者であれば「500時間」と考えていた方が良いかもしれません。

1日平均2~3時間の勉強と考えると、半年(6ヶ月)前から勉強を始めるのが理想ですね。

まとめ

☆宅建士とはこんな資格

・不動産取引の際に説明等をする国家資格者
・不動産業界を筆頭に様々な分野で活かせる
・通学~独学までいろんな学び方が可能!
・勉強時間「500時間」が必要
・難関ではないが、簡単ではない難易度

宅建取得すれば、メリットもたくさんあります。
「宅建士取得のメリット5選」で詳しく紹介もしています。



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