
宅建取得までけっこうお金かかるみたいだけど、
どれくらいかかるんだろう?
「宅建士」として仕事をするには、宅建試験に合格しただけではできません!
「資格登録」をし、「宅建士証の交付を受ける」ここまでやって初めて「宅建士」として名乗ることができるんです。
そのため、受験料だけではなく、資格登録料など取引証の交付を受けるまでにはけっこうお金がかかります。
私もびっくりしました!
今回、私が2022年度宅建士証の交付までにかかった費用の合計金額を公開したいと思います。
これから宅建取得を考えている人で、「こんなにお金かかるんだ!聞いて無かったよ!」とならないための参考になったら嬉しいです。
☆この記事がおすすめの人
・宅建取得までの金額が知りたい
・宅建取引証を取得するのに受験料だけだと思っている人

私は4歳2歳の姉妹の子育てしながら
2022年に独学で宅建と賃管を40点で取得した主婦です。
宅建士証取得までの費用合計金額

費用合計金額 ¥87,700
・受験手数料
・テキスト・問題集
・模試
・登録実務講習
・資格登録に必要な書類等の費用
・資格登録手数料
・取引士証交付申請手数料
以上の合計金額です。
交通費等は含まれていません。
私は独学だったので、安いほうかもしれませんが、
けっこうかかっているなというのが率直な感想です。
想像以上にお金が必要ですので、受験を検討されている方は、準備や心構えをしておきましょう。
ここからは、個別にかかった金額を紹介していきます。
受験手数料
受験手数料 ¥8,200
これは受験者全員がかかります。
悲しいことに、令和4年度から値上げされたんです。
それまでは、¥7,000でした。
会場代やそれに伴うコスト増が理由のようですが、一気に¥1,200増とは受験者には痛い値上げですね。
テキスト・問題集
・らくらく宅建塾(フリマサイト) ¥2,000
・みんほし 分野別問題集(フリマサイト) ¥2,220
・出る順宅建士 ウォーク問(宅建業法・権利) 各¥1,870
・出る順宅建士 ウォーク問(法令・税) ¥1,980
・出る順宅建士 過去30年良問厳選問題集 ¥2,750
・宅建みやざき塾 超ポイントまとめ集(権利・法令) 各¥1,000
合計金額:¥14,690
上記のテキスト・問題集を使用して合格できました!


私は、独学なので教材にはあまりお金がかかっていないです。
資格の学校やオンライン講座を使用する場合は、この項目の金額が変わってきますね。
模試
・TAC レベルチェック模試(会場受験) ¥2,200
・LEC ファイナル模試 ¥2,750
・みやざき塾 オリジナル模試 ¥5,000
・本試験をあてる TAC直前予想模試(市販本) ¥1,760
合計金額:¥11,710
上記の他にも、LECの0円模試など無料で受けられる模試もいくつか利用しました。
吉野塾の「ワンコイン模試」や、みやざき塾が無料で提供してくれる「過去問抜粋型模試」など低価格で受けられる模試もたくさんありますので、活用してみてください!
登録実務講習
登録実務講習<TAKKYO> ¥9,800
ここからは、宅建試験合格後にかかるものになります。
実務経験がない人は「登録実務講習」というものを受けなければ、資格登録ができません。
国土交通大臣の登録を受けた講習機関が実施する講習を受けるのですが、
その機関によって講習金額にかなり差があるんですね。
私は、業界最安値で有名な「TAKKYO」で受講しました。
宅建合格発表前の「早割」の時期に申し込みしたので、とても安く受講することができました!
安くて心配でしたが、実際に全く問題なく無事に、登録実務講習修了書を手にすることができました。
TAKKYOの登録実務講習については、TAKKYO体験レポにて詳しく解説していますので、良かったらこちらも見てみてください!

資格登録申請に必要な費用
・身分証明書 ¥300
・住民票抄本(本人のみ) ¥300
・登記されていないことの証明書 ¥300
・顔写真(縦3㎝×横2.4㎝) ¥900
・資格登録手数料 ¥37,000
合計金額:¥38,800
次に、資格登録時に必要な書類の費用と手数料です。

これが高いのよね!
「登記されていないことの証明書」は、法務局まで取りに行かないといけないことも注意が必要です。
上記の他にも申請書や誓約書、登録実務講習修了書など、すべての書類を揃えて都庁や県庁に登録手数料を持参して登録しに行きましょう。
取引士証交付申請手数料
取引士証交付申請手数料 ¥4,500
資格登録をすると、30日前後で都道府県から登録完了通知のハガキが届きます。
このハガキと宅建士証交付申請書、顔写真(縦3㎝×横2.4㎝)2枚と交付申請手数料¥4,500を持参して宅建協会に交付申請すれば、その場で宅建士証を交付してくれます。
これで、やっと終了です。
お金も時間もけっこうかかりましたね。
ちなみに、宅建試験合格から1年以上経過している場合は
「法定講習」を受講する必要があり、その費用は¥12,000になります。
登録したら更新が必要!

先の話になりますが、宅地建物取引士証は、5年に1度の更新が必要です。
更新時の法廷講習受講料 ¥12,000
交付手数料 ¥4,500
合計金額:¥16,500
もし更新しないまま有効期限が満了してしまうと自動的に免許は失効となり、必要な場合は新たにに交付の申請を行わなければなりません。
仕事で使わない場合は「登録の申請」までする方が多いようです。
仕事で使う場合は、会社にも迷惑がかかりますので、忘れずに更新手続きをしましょう。
まとめ

いかがだったでしょうか?
☆独学で宅建士証を手にするまでの合計費用
合計金額 ¥87,700
私は今回が初めての国家資格を受けたので、正直「こんなにお金かかるんだ!」とびっくりしました。
想像よりけっこうかかるなぁと思った人もいるのではないでしょうか。
ただ、仕事で使用する場合は「宅建士手当」がもらえますので、すぐペイできてしまいますね。
また、この宅建試験を挑戦して合格できたことが自分にとってとても有意義なものになり、自信にもなり、お金に代えがたいものになりました。
この記事が、これから宅建試験に挑戦する方の参考になったら嬉しいです。
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