登録実務講習どこで受けようかな。
宅建試験に合格したら、国土交通大臣が指定した「登録実務講習」を受講する必要があります。
不動産業界で実務経験がない人は、すぐに宅建士証をもらえるわけではないんですね。
登録実務講習は資格の学校など様々な場所で実施されており、受講料が実施場所によって約9800円~25000円と大きく差があります。
その中でも一番安い登録実務講習を実施しているのが「TAKKYO」です。
- 「TAKKYOって他の実務講習に比べて安すぎるけど大丈夫なの?」
- 「TAKKYOって聞いたこともないし、安すぎて不安。」
こういった方に向けて、この記事では2022年度に実際にTAKKYOの実務講習を受けた筆者が実体験を元に紹介します。
これから登録実務講習を受ける方で「TAKKYOが気になるけど安すぎて迷っている」「TAKKYOの口コミ・評判を知りたい」という方に参考になれば嬉しいです。
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- 夫の給料だけではやっていけなくなり、不安から宅建取得を決意
- 2022年に宅建と賃管を独学40点で合格
- 宅建士として子育てと両立しながら”ムリなく”パート勤務
- 6歳4歳姉妹を子育て中のアラフォー
- 寒さと満員電車と人混みが苦手
- 趣味は家族でキャンプ
いとまき
私がTAKKYOに決めた理由
私は晴れて宅建に合格でき、せっかくの機会なので登録実務講習はLECの人気講師水野先生の講習を受けたいと思っていました。
しかし、まだ子供が小さく夫が休みの日にしか受講ができず、日程が全て合わないことがわかり断念することになりました。
そこで、他の実務講習を検索しているうちに「TAKKYO」という破格の低価格で実務講習をしているところを発見します。
ただ、やはり人間の心理として「安すぎるところは、やばいんじゃないの?」と思いますよね。
そこで私はTAKKYOさんの口コミ徹底的に調べてみました。
- 実務の話が面白かった
- グループワークがある
- 建物がボロくて寒かった
- 安いのは徹底的な経費・人件費の削減のため
- TAKKYOでも全く問題ない
私は最後の「TAKKYOで全く問題ない」という口コミを信じ、TAKKYOに申し込むことに決めました。
なぜなら、宅建資格登録時にまたかなりのお金がかかりますし、できる限りお金かけたくないと思ったからです。
ちなみに私は水道橋(内海)に申し込みをしました。
TAKKYO 事前学習(自宅学習)
まず、日にち・場所を決めてネットで申し込みをします。
TAKKYOは早期割があって早く申し込みするほど料金が安くなります。
少し不安ではありましたが合格発表前の申し込みだと最安値だったため、思い切って私は申し込みをしてしまいました。(自己採点40点だったので)
申し込みが完了すると郵送で登録事務講習の教材が3冊郵送されてきます。
「メインテキスト・資料集・演習問題」です。
事前学習では、このメインテキストの読み込みとYouTubeの動画視聴、60問の問題演習(自分でプリントアウト)をやるように指示されます。
事前学習は必要ないという方もいますが、宅建の試験が終了し宅建の勉強からしばらく離れている人がほとんどのはず。
私の感想ですが、60問の問題演習はTAKKYOの指示通り2回やり、テキスト参照ページだけでも読んでおくと講義も有意義になりますし、最後の修了試験も速攻で終わらせることができるので、やっておくほうがおすすめですよ。
TAKKYOの2日間のタイムスケジュール
<1日のタイムスケジュール> | |
8:50 | 教室入室 |
9:00~10:30 | 講義 |
10:30~10:40 | 休憩 |
10:40~11:40 | 講義 |
11:40~12:10 | お昼休憩 |
12:10~13:10 | 講義 |
13:10~13:15 | 休憩 |
13:15~14:15 | 講義 |
14:15~14:20 | 休憩 |
14:20~15:20 | 講義 |
15:20~15:30 | 休憩 |
15:30~16:30 | 講義・修了試験 |
2日間とも、9:00~16:30まで。
1コマ目が1時間半の講義ですが、それ以降は1時間の講義です。
休憩は10分。
午後は休憩が5分と短い時があり、勉強の授業からかなり遠ざかっている40代主婦には、かなり精神的にきついものがありました。
お昼休憩は30分なので、本当に食べるだけですね。
2日目の15:30からが修了試験となります。
試験時間は1時間確保されていますが15分経過したら終わった人から帰り支度をし、採点してもらって修了証書を貰えば終了です。
私も20分程で終了し、無事に認定証を貰えました。
TAKKYOの講義内容
TAKKYOの講義は講師の方の実体験や実務内容を織り交ぜながらテキストを進めていく感じです。
「登記の見方」「重要事項説明書の書き方」「契約書の書き方」を資料集の測量図を見たり、販売チラシ・チェックリストを見ながら主に学んでいきます。
午後は近くの席同士でグループワークをします。
グループワークといっても読み合わせをしていく感じで、何も難しいことはありません。
読み合わせの時はマウスシールドや都度除菌シートで拭くよう指示があり、感染対策もきちんとされていました。(2023年コロナ時)
TAKKYOの講師の方
70代くらいの年配の男性でした。
他に年配の男性2人が受付や採点ワーク時の見回りなどサポートされていました。
メイン講師の方は長年、不動産業に従事されていた方だったので、時代の流れとともに重説が変わったり、オンラインが無かった時代のエピソードなどとても興味深いお話が聞けて良かったです。
年配の方でしたが、講習も慣れておりテキパキとこなされていてきちんと時間通りに講義も終了されていましたし、他の2人のサポートの方とも連携が取られていて終始スムーズに進行していました。
TAKKYOの実体験レポ まとめ
私は総合的にTAKKYOにして良かったなと感じました。
講師の方のお話も興味深くつまらないということも一切なく、2日間講習に参加することができました。
他の登録実務講習を受けてないので比較することはできませんが、他と比べて約半額で受講できるならTAKKYOで申し分ないと思います!
口コミにあった教室がボロいは事実ですが(失礼)、空調も午後になると暑いくらいだったので防寒対策していけば全く問題ありません。
そして、現在私は不動産会社で働いていますが、全く問題なく働けています。
登録実務講習で受けた知識はほんの一部で、結局は実際に現場に入って実務を覚えることになりますのであまり登録実務講習に気負わなくて大丈夫ですよ。
これから登録実務講習を受ける方、TAKKYOに不安がある方の参考になったら嬉しいです。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
コメント
コメント一覧 (2件)
グループワークはどのような事項についてどれくらいの時間を使ってされるのでしょうか?
全体発表とかではないのですか?
コメントありがとうございます。
受講してから時間が経ってしまったので記憶が定かではないのですが、グループワークは実際に実務でも話すことになる重要事項説明や契約書を5人ほどで順番に読み合わせする形です。
20〜30分くらいのものが3・4回あった記憶です。
全体発表はありませんので、安心してください!