宅建士証もらうまでけっこうお金かかるみたいだけど、どれくらいかかるんだろう?
「宅建士」として仕事をするには、宅建試験に合格しただけではできません。
宅建試験に合格後、資格登録をして宅建士証の交付を受ける。
ここまでやって初めて「宅建士」として仕事ができるようになります。
そのため、「宅建士」になるまでには受験料だけではなく、資格登録料など取引証の交付を受けるまでにはけっこうお金がかかります。
正直、私もびっくりしました!
この記事では、私が2022年度宅建士証の交付までにかかった費用の合計金額を公開します。
これから宅建取得を考えている人で、「こんなにお金かかるんだ!聞いて無かったよ!」とならないための参考になったら嬉しいです。
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【宅建士証取得までの費用】合計金額
品目 | 金額 |
---|---|
受験手数料 | 8,200円 |
テキスト・問題集 | 14,690円 |
模試 | 11,710円 |
登録実務講習 | 9,800円 |
資格登録に必要な書類等の費用 | 1,800円 |
資格登録手数料 | 37,000円 |
取引士証交付申請手数料 | 4,500円 |
合計 | 87,700円 |
以上が宅建士証取得までにかかった合計金額です。
交通費等は含まれていません。
私は独学だったので安いほうかもしれませんが、計算してみると「けっこうかかっているな」というのが率直な感想です。
想像以上にお金が必要ですので、受験を検討されている方は準備や心構えをしておきましょう。
受験手数料
ここからは、個別にかかった金額を紹介していきます。
これは受験者全員が必要ですね。
悲しいことに、令和4年度から値上げされたんです。
それまでは、¥7,000でした。
会場代やそれに伴うコスト増が理由のようですが、一気に¥1,200増とは受験者には痛い値上げですね。
宅建テキスト・問題集にかかった金額
ここからは、テキスト・問題集の内訳です。
品目 | 金額 |
---|---|
らくらく宅建塾(フリマサイト) | 2,000円 |
みんほし 分野別問題集(フリマサイト) | 2,220円 |
出る順宅建士 ウォーク問(宅建業法・権利) | 各1,870円 |
出る順宅建士 ウォーク問(法令・税) | 1,980円 |
出る順宅建士 過去30年良問厳選問題集 | 2,750円 |
宅建みやざき塾 超ポイントまとめ集(権利・法令) | 各1,000円 |
合計 | 14,690円 |
私は上記のテキスト・問題集を使用して合格できました。
独学なので教材にはあまりお金がかかっていないです。
資格学校や通信講座を使用する場合は、この項目の金額が変わってきますね。
使用したテキストや問題集のレビューは「宅建独学40点で受かった主婦がおすすめ問題集とテキストを紹介!」の記事で紹介しています。
ぜひ、こちらも参考にしてみてください。
宅建模試にかかった金額
品目 | 金額 |
---|---|
TAC レベルチェック模試(会場受験) | 2,200円 |
LEC ファイナル模試 | 2,750円 |
みやざき塾 オリジナル模試 | 5,000円 |
本試験をあてる TAC直前予想模試(市販本) | 1,760円 |
合計 | 11,710円 |
上記の他には「LECの0円模試」と「宅建みやざき塾の過去問抜粋型模試」など、無料で受けられる模試も利用しました。
他にも、「クレアールの無料模試」や吉野塾の「ワンコイン模試」など無料や低価格で受けられる模試もたくさんありますので、活用してみてくださいね。
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登録実務講習にかかった金額
ここからは、宅建試験合格後にかかるものになります。
実務経験がない人は「登録実務講習」というものを受けなければ、資格登録ができません。
国土交通大臣の登録を受けた講習機関が実施する講習を受けるのですが、その機関によって9,800円~30,000円と講習金額にかなり差があります。
私は業界最安値で有名な「TAKKYO」で受講しました。
宅建合格発表前の「早割」の時期に申し込みしたので、とても安く受講することができました。
かなり安くて心配でしたが、実際に受講したところ全く問題なく、無事に「登録実務講習修了書」を手にすることができました。
現在不動産会社で働いていますが、全く問題もありません!
TAKKYOの登録実務講習については、TAKKYO体験レポの記事で詳しく解説していますので、良かったらこちらも見てみてください。
資格登録申請に必要な費用
次に、「資格登録時」に必要な書類の費用と手数料です。
品目 | 金額 |
---|---|
身分証明書 | 300円 |
住民票抄本(本人のみ) | 300円 |
登記されていないことの証明書 | 300円 |
顔写真(縦3㎝×横2.4㎝) | 900円 |
資格登録手数料 | 37,000円 |
合計 | 38,800円 |
この「資格登録料」が高いですよね……。
「登記されていないことの証明書」は、法務局まで取りに行かないといけないことも注意が必要です。
上記の他にも、「申請書」や「誓約書」、「登録実務講習修了書」すべての書類をきちんとそろえて、都庁や県庁に登録手数料を持参して登録しに行きましょう。
取引士証交付申請手数料
資格登録をすると、30日前後で都道府県から登録完了通知のハガキが届きます。
このハガキと宅建士証交付申請書、顔写真(縦3㎝×横2.4㎝)2枚と交付申請手数料を持参して、宅建協会に交付申請すればその場で宅建士証を交付してくれます。
これで、やっと終了です。
お金も時間もけっこうかかりましたね。
ちなみに、宅建試験合格から1年以上経過している場合は「法定講習」を受講する必要があり、その費用は12,000円になります。
宅建登録したら更新が必要!
先の話になりますが、宅地建物取引士証は5年に1度の更新が必要です。
更新しないまま有効期限が満了してしまうと自動的に免許は失効となり、必要な場合は新たに「交付の申請」を行わなければなりません。
仕事で使わない場合は「登録の申請」までする方が多いようです。
仕事で使う場合は、会社にも迷惑がかかりますので、忘れずに更新手続きをしましょう。
【宅建士証もらうまでいくらかかる?】まとめ
合計金額:87,700円
私は今回初めての国家資格を受けたので、正直「こんなにお金かかるんだ!」とびっくりしました。
想像よりけっこうかかるなぁと思った人もいるのではないでしょうか。
ただ、仕事で使用する場合は「宅建士手当」がもらえますので、すぐ取り戻すことができてしまいますね。
また、この宅建試験を挑戦して合格できたことが自分にとって非常に有意義なものになり、自信にもなり、お金に代えがたいものになりました。
この記事が、これから宅建試験に挑戦する方の参考になったら嬉しいです。
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