賃貸不動産経営管理士も宅建みたいに勉強すれば良いのかな?
賃貸不動産経営管理士を受験しようとしている人は、宅建受験経験者もしくはダブル受験の方が多いのではないでしょうか。
「宅建と賃貸管理士は似たような試験だし、同じ勉強方法で大丈夫だろう」と考えている人はちょっと注意が必要です。
なぜなら、宅建と賃貸管理士試験は似て非なる試験だからです。
私は実際に2022年に宅建と賃管をダブル受験してみて、宅建との違いに非常に苦労しました。
この記事では、「賃貸不動産経営管理士の勉強方法で宅建と異なる点」や「効率的な勉強法」を紹介します。
<業界未経験・実務経験もなし・40代子持ち主婦>でも試行錯誤しながらも、2022年に宅建試験後の約1ヶ月の学習(独学)で一発合格できました。
誰でも実践できるなる内容となっています。
ぜひ、参考にしてみてください!
晋遊社「LDK」2024.8月号「今取るべき資格ランキング」の企画特集に参加させていただきました!
- 夫の給料だけではやっていけなくなり、不安から宅建取得を決意
- 2022年に宅建と賃管を独学40点で合格
- 宅建士として子育てと両立しながら”ムリなく”パート勤務
- 6歳4歳姉妹を子育て中のアラフォー
- 寒さと満員電車と人混みが苦手
- 趣味は家族でキャンプ
いとまき
\無料登録で【期間限定】15%OFFクーポンもらえます/
独学と変わらない低価格
https://studying.jp/chintaikanrishi/
賃貸不動産経営管理士 過去問は意味ないのか?真相
宅建 | 賃貸管理士 | |
認定開始年月日 | 1958年(昭和33年) | 2021年(令和3年) |
国家資格の期間 | 66年 | 3年 |
上記表は、宅建と賃貸不動産経営管理士の国家資格になってからの歴史を表したものです。
この表からもわかる通り両者の歴史の差が歴然です。
宅建は国家資格として歴史があるため、過去問も充実しています。
そのため、出題傾向・分野別の出題数など、各予備校でも長年のノウハウが蓄積されており、「宅建業法に力をいれるべき」など対策も取りやすくなっています。
一方、賃貸管理士は国家資格になってまだ3年しか経っておらず、試験の難易度・出題傾向も年度によってまだバラバラで不安定です。
今現在においては、各予備校の講師の方たちも手探り状態というのが現状なんです。
民間資格時代の過去問も見ておく必要はありますが、国家資格になったことでレベル・難易度ともに上がっており、通信講座では民間時代の過去問は現在の国家資格レベルに改定して過去問として使用しています。
つまり、宅建のように過去問を繰り返し解いて出題傾向を掴んだとしても国家資格となって日が浅いため、今の試験に対応できるのかは不明というわけなんですね。
そのため、結論としては「過去問は意味ない訳ではないが、宅建のように過去問を制覇すれば合格できる訳ではない」というのが現状となります。
賃貸不動産経営管理士 過去問の使い方
- 宅建:過去問中心に勉強
- 賃貸管理士:過去問やりすぎない
繰り返しになりますが、宅建は歴史があるため過去問が充実しており、問題自体も出尽くしているとも言えます。
宅建試験の出題者側もあの手この手と問題を作成してきますので、見たこともない・奇問も出題されますが、宅建は「過去問を制するものが試験を制す」と今でも言われてるほど、過去問中心の勉強が重要とされています。
一方、賃貸管理士試験は国家資格になってからの過去問が3年分しかありません。
民間時代の試験が8年分がありますが、「とりあえず賃貸派」など民間資格ならではの「謎な問題」もあったり、新法の「賃貸不動産管理業法」がなかったりと、国家資格となったことで出題内容も難易度も変更となっています。
- 国家資格になってからの過去問が年3年分しかない
- 国家資格化前の過去問はあまり参考にならない
こういった理由から、賃貸不動産経営管理士は宅建のように過去問を繰り返し解いても、今の試験に対応できないというのが今の現状なんです。
そのため、賃貸不動産経営管理士の試験では「過去問はやりすぎない」」というのが対策となります。
賃貸不動産経営管理士 過去問より予想模試を活用する
じゃあ、どのように勉強していけば良いの?
では、賃貸管理士試験の勉強はどのように勉強していけば良いのでしょうか。
それは予想模試の活用です。
- 宅建:予想模試は繰り返しやっても意味がない
- 賃貸管理士:予想模試は最低3冊、復習に活用する
宅建では各資格学校が出版している予想模試を繰り返し解くことは推奨されていません。
なぜなら、宅建は過去問からの重要・頻出問題が今でも繰り返し出題されていてそれが得点できれば合格できるとされ、資格学校の予想模試はあくまでも「初見」に対応できるか判断する材料として使用されています。
一方、賃貸不動産経営管理士は繰り返しになりますが、国家資格になってまだ3年。
過去問も3年分しかなく出題者側もまだ手探り状態のため、模試の難易度や傾向も定まっていない状態です。
そのため、資格学校の予想模試で出題された箇所でも本試験にも出る可能性があるため、きちんと復習して備えようということです。
どういうことかというと、賃貸管理士を受ける受験生は同じ予想模試を使っている可能性が高いためです。
もし、本試験でも予想模試に出ていたような同じ問題が出題された時に正解できていれば、他の受験生と差がつく心配がないということですね。
要するに、賃貸管理士試験も宅建と同様に合格点を上回れば合格できる試験なので、みんなができる問題を落とさなければ合格できます。
こういった理由から、予想模試は大手予備校のものでみんなが使っているものを数冊(最低3冊推奨)やることをおすすめします。
私が使っていたのは「LEC」「TAC」「日建学院」の3冊です。
この3冊であれば受験者の大半は使用しているので、おおむね問題ないと思います。
私は【➀予想模試を解く】→【➁テキストで復習する】という順番で勉強していました。
賃貸不動産経営管理士は短期戦の勉強になるので、私の場合はこの形での勉強が効率が良かったと感じています。
賃貸不動産経営管理士 効率的な勉強法
ここからは、賃貸不動産経営管理士の効率的な勉強法を紹介します。
それは、通信講座のスタディングを活用して勉強することです。
- 賃貸管理士はYouTubeに有料級の講義動画がほとんどない
- 独学と変わらない低価格
- スマホ1つでスキマ時間に勉強できる
- 合格実績が十分ある
上記の理由から、賃貸管理士の勉強は独学よりもスタディングの利用がおすすめなんです。
宅建とダブル受験の場合、勉強期間が1ヶ月ととにかく時間がありません。
試験範囲が宅建と被る項目もありますが、新しく覚えなければならないことも多いです。
しかし、賃貸管理士は宅建のようにYouTubeの講義動画が豊富になく、ましてや有料級の講義動画はほとんどありません。
これが、賃貸管理士を独学で勉強する一番のネックなんです。
検索しても説明されている動画を発見するのに非常に手間がかかったり、むしろないということも多く、結局、私の場合は理解できないまま試験に臨むことになりました。
そして、宅建試験後ということで心身ともに疲労感も強く、モチベーションも上がらない中で机に向かって自分で勉強を進めなければならないことも、かなりつらかったです。
一方、スタディングであれば「講義」「過去問」「テキスト」がスマホ1つで見ることができ、学習の進捗管理もスマホでできます。
価格も19,800円と独学並みの低価格。(私は独学で10,670円でした)
講義動画は「非常識合格法」の本の著者で有名な竹原健講師で、受講生からは「わかりやすい」と定評があります。
そして、合格実績も2023年度は325名と他通信講座と引けを取りません。
過去問も新法の「賃貸不動産管理業法」についてはオリジナル問題を作成とのことで、抜かりなく勉強できます。
こういった、私の経験や勉強期間の短さ、賃貸管理士を独学で勉強する環境がまだ不十分であるという点から、無駄なく効率良く勉強するにはスタディングの利用がおすすめです。
無料登録すれば10%OFFクーポンがもらえますので、さらにお得に受講できますよ。
無料で講座のお試しもできますので、気になった方はぜひ利用して見てくださいね。
\\無料登録で【期間限定】15%OFFクーポンもらえます/
独学と変わらない低価格!
https://studying.jp/chintaikanrishi/
賃貸不動産経営管理士 過去問は意味ない? まとめ
- 賃貸不動産経営管理士は過去問をやり過ぎない
- 各資格学校が出している「予想模試」を活用する
- 効率的に勉強するならスタディングを利用する
宅建と賃貸不動産経営管理士では「過去問」と「予想模試」の活用方法は変えたほうが良いという理由をお伝えしました。
令和6年度の賃管の試験も4年目ということで、難易度や出題傾向もまだまだ予想しづらい状況だと思われます。
合格率も令和5年度は28.2%と30%を切っているので、令和6年度はもっと下がる可能性もあります。
今年は難易度を下げてくるのか、上げてくるのかはわかりませんが、他の受験生と差がつかないよう対策を取り、しっかり重要項目を勉強すれば合格できる試験です。
この記事が賃貸不動産経営管理士を受験する方の参考になれば嬉しいです。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
\無料登録で【期間限定】15%OFFクーポンもらえます/
短期間で効率良く学べる!
https://studying.jp/chintaikanrishi/
コメント