主婦だけど、宅建独学で勉強できるかな?
宅建独学で勉強したいけど、「難しいかな?」「無理かな」と不安になっている人、いませんか?
ただ、これは「簡単に」というわけではなく、「絶対に合格したい!」という強い気持ちあればできるという意味です。
なぜなら、宅建はたくさんの種類のテキストが市販で売られていて書店やAmazonで簡単に購入でき、講義もYouTubeで有料級の講義が聞けるためです。
私は業界未経験、知識も全くない普通の主婦でしたが、何人かの宅建チャンネルに登録し、市販のテキストと問題集を使用し、無事に一発合格できました。
この記事では「独学で宅建に挑戦してみたい!」という方に向けて、ごく普通の主婦が「どのように勉強し合格できたのか」を紹介しています。
私は2022年の本試験で自己採点40点で合格できましたので、おすすめできる方法だと思います。
ぜひ、参考にしてみてください。
- 独学で宅建試験に挑戦したい
- 宅建独学で合格した人の勉強法を知りたい
- 宅建独学のデメリット・解決策を知りたい
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独学主婦の勉強スケジュール
初学者・業界未経験の子持ち主婦がどのように独学で勉強していたのか、時系列で紹介します。
月 | 学習内容 |
---|---|
12月 | ネットで宅建の勉強方法を調べる テキスト・問題集をフリマサイトで購入(前年度のもの) |
1月 | 勉強開始 宅建業法からテキストを読む みんほしの分野別問題集もとりあえず解く |
2月 | 法令上の制限からYouTubeの講義を見始める (宅建みやざき塾) |
5月 | 一通り全範囲の勉強を終える (6割程度の理解) |
6月 | 【YouTube講義を見る⇒宅建ドットコムで過去問】を繰り返す |
7月 | 模試を初めて受ける(LEC0円模試) あまり出来が良くなくショックを受ける 「過去問アプリだけでは良くないのでは」と思い始める |
8月 | 模試を会場受験する(TACレベルチェック模試) ウォーク問や市販模試を購入 宅建みやざき塾「超ポイントまとめ集」購入 |
9月 | LECファイナル模試で撃沈 ここで火が付き、基礎力徹底に力をいれる |
10月 | 模試・基礎の徹底と苦手分野の総復習 |
宅建独学主婦の勉強ペース
私は早く勉強を始めてこともあり、6月ごろまでは正直ゆるゆるに勉強してました。
勉強を全くしない日もあったほど。
そして、6~7月頃まではYouTubeで動画講義を見て寝る前に宅建ドットコムをやることで、勉強した気になっていました。
正直「楽勝じゃないか!」と思いながら受けた0円模試が不甲斐ない結果で、かなり焦ったことを覚えています。(合格点ギリギリ)
それから問題集(LECウォーク問)を買い直し、本格的に勉強を取り組んだ次第です。
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このように、宅建試験はけっこう甘くないです。
初学者で資格試験慣れもしていない普通の主婦だったため「試行錯誤の10か月間だったな」と、振り返って思います。
ここまで読んで「宅建独学は無理かも」と思った方。
「通信講座」をおすすめしたいです。
※「絶対に独学!」という方はここは読み飛ばしてください。
「お金かけたくないんだけど」という気持ちはすごくよくわかります。
私も2022年当時は専業主婦でお金をかけたくない一心で独学で頑張りましたが、今では1万円台~とそれほど価格も高くなく、高品質な講座を自宅で受けられるんですね。
「やっぱり独学は自分には難しそう」という理由で宅建受験を諦めるのは、非常にもったいないです!
通信講座を利用することで「短期間の勉強で取得できる」メリットや、資格手当や転職後の収入アップを考えると合格後のリターンは非常に大きいですので、ぜひ通信講座も検討してみてください。
対象の方は「職業訓練給付制度」も使えますので、ぜひ利用しましょう!
宅建独学主婦のおすすめ勉強法
では、業界未経験・資格試験にもほとんど挑戦してこなかった普通の主婦が実践した「宅建独学勉強法」を紹介します。
順に説明していきますね。
テキスト前に講義動画を見る
始めは、➀テキストを読んでから、➁問題集をやるという順番で勉強をしていました。
あまり勉強していない人にとっては、この方法が一般的な勉強の進め方ではないでしょうか。
でも、これが通用するのが宅建業法だけだったんです。
法令上の制限、何言ってのか全く理解できない!(泣)
「宅建業法」の勉強が終わり、「法令上の制限」の勉強に入って途端に、テキストを読んでも理解ができないという事態に陥ります。
困った私は「宅建の勉強方法」でググってみて、宅建の講義動画がYouTubeにあることを知りました。
見てみると、講師の方の講義はわかりやすくて、何より楽しい!
同じ内容でもすんなり頭に入り、法令上の制限も何とか理解できるまでになりました。
この経験から、➀YouTube講義でおおまかに理解してから、➁テキストを読み、➂問題集を解くというスタイルに変更し、理解するのも格段と早くなりました。
私のおすすめの宅建講義動画は「宅建独学 有料級おすすめユーチューブチャンネル2選」で紹介しています。
ぜひ、参考にしてみてください。
分野別の過去問題集を完璧に仕上げる
宅建に合格するには過去問を繰り返し攻略することが一番大切です。
私はLEC出る順宅建士 ウォーク問過去問題集3冊を、本試験までに3周はやりました。
苦手なところや間違えやすい所は付箋を貼り、スキマ時間に何度も復習しました。
「宅建は過去問を制する者が本試験も制す」と言われているほど、本試験は過去問がベースとなっています。
しかし、過去問をただひたすら解くのでは意味がありません。
解いたあとに「テキストやYouTube講義を見て復習を繰り返すこと」が、大切なんです。
そうすることで、ただ正解するだけでなく「理由付け」をして正解できるまでとにかく繰り返しましょう。
こうなれば、本試験で「初見」の問題に対しても対応できる力がついているはずです。
直前期は過去問をとにかく繰り返す
そして、直前期こそ過去問をとにかく繰り返しましょう!
10月に入った直前期は新しい問題や難解な問題に手を広げず、ひたすら過去問を解くことが大切なんです。
なぜなら、宅建試験は受験生みんなができる「基礎問題」をいかに取りこぼさないかを競う試験だからです。
正直、過去問もやり尽くして飽きてくるので「きつい」「しんどい」と感じてくると思います。
でも、ここが一番の勝負どころ!
出るかもわからない難問に手を出すより基礎をしっかり記憶に留める作業に徹することが、合格への道なんです。
難問に手を出して、基礎問題を忘れて失点してしまったらそれこそ命取りです!
過去問の超頻出・重要問題を取りこぼさないよう、徹底して頭にたたきこみましょう!
\ 合格者はみんな使っている/
宅建ドットコムを活用する
「宅建試験ドットコム」とはWEB上で会員登録して使用できる過去問サイトです。
一問一答や年度別の過去問が無料で利用でき、スキマ時間にとっても便利でした!
他にも、難易度別に指定できたり分野別・年度別にも指定できます。
机に向かう気力がない時はこの宅建ドットコムの過去問道場だけやる日もあったほど。
子供たちを寝かしつけた後に起きて机に向かうのはしんどいなという時も、寝ながらポチポチ勉強できるので、とってもおすすめです!
あと、もう一つおすすめポイントが広告がないこと!!
アプリだと広告がでてきて、いちいち消すのが地味にめんどくさいんですよね。
それが無いのもおすすめポイントです!
模試を受ける
資格の学校では定期的に模擬試験を実施しています。
私が実際に受けたのは、以下の6つです。
- LEC「0円模試」
- LEC「ファイナル模試」
- TAC「レベルチェック模試」
- みやざき塾「FIRE、IMPORTANT、TRAP、GIFT」
- みやざき塾「オリジナル模試 ➀・➁」
- TAC「あてる宅建士 予想模試」(市販本)
模試を受けることで、現時点での自分の理解度や弱点を知ることができ、とても有効的です。
また、力試しにもなり、判定が良いとモチベーションにもつながります。
そして、模試でおすすめなのが、「会場受験」することです。
自宅で模試をやるのと違って、本試験を受ける際の「心持ち」や「当日のスケジューリング」「本試験当日の午前中の過ごし方」など、実際に会場受験することで得られる情報がありました。
お昼はどれくらい食べておこうなど、模試で試しておくのがおすすめ!
食べなさ過ぎて電池切れしないようにとか(経験談)
子育て中の方は難しいかもしれませんが、旦那さんに協力してもらって、模試の会場受験は、1回は受けるようにしてみてください。
気持ち的にも、安心につながりますよ!
毎日のスキマ時間を利用する
私は「何時に必ず勉強する!」という事を決めず、時間があったら少しでも勉強するスタイルにしていました。
テキストを読んでいる時に子供がグズることもあるので、その時は一旦中断し子供と遊び、落ち着いたらまた勉強を再開する、といった感じです。
私のように子育てだったり仕事が忙しく自由時間が少ない人は、1時間通しで勉強するということは難しいですよね。
しかし、15分~30分の勉強を数回やることは意外と可能なんです。
その結果、1日平均1~2時間は勉強したことになり習慣化できれば、けっこうな時間勉強したことになりますよね。
もう一つ、子育て中で勉強が思うように進まなくても焦らないよう、早いうちから勉強することも大切です。
私は勉強できない日もあるだろうと想定して、1月から勉強を始めました。
やはり、早く始めたことで気持ち的にも余裕ができ、どうしても勉強できない日があっても「明日やろう」と気持ちが切り替えられました。
忙しくて勉強できるか不安な人は10ヶ月~1年かけてゆっくり自分のペースで勉強を進めていけば、大丈夫です!
大切なことは「毎日少しの時間でも宅建に触れる」こと。
勉強が習慣化できればおのずと実力もついてくるんだなと、身をもって実感しています。
宅建独学のデメリット
実際私が独学で勉強していてきつかったところ、デメリットを紹介します。
以上この2点です。
しかし、これも工夫次第で乗り切れますので安心してくださいね!
その方法を紹介します。
「質問できない」
独学だとわからないことがあっても質問できないのが、一番のつらいところですね。
しかし、これはググればほとんど問題ありませんでした。
なぜなら、今は宅建合格者がブログを書いていたり、YouTubeにとてもわかりやすい講義動画もたくさん上がっているからです。
これで、ほとんど解決してしまいます。
ただ、勉強が進んでくると何度テキストや動画を見ても、すっきり理解できないことも。
そういった受験者がつまずきやすいところを無料で公開されている動画は、やはり少ないです。
そういった時にとても参考になるのが、YouTubeチャンネル「棚田行政書士の不動産大学」です。
必ずといっていいほど、知りたい内容の講義動画を見つけることができますよ!
不動産大学では、独学者の質問にも返答してくれたり、動画で回答してくれる場合も多くあります。
わからないことがあったら、思い切って質問してみてください。
運良ければ、解答してくれますよ!
また、他の方法として、Twitter上で同じ宅建受験者をフォローして、質問してみたりしても良いですね。
「勉強のモチベーションが続かない」
やはり、自分なりに明確な目的や強い意志がないと独学は難しいです。
宅建試験は「難関ではないが、簡単ではない試験」だからです。
出題範囲も広いですし、近年では受験者のレベルも年々上がっているので、片手間で合格できる試験ではなくなっています。
勉強できる人でも最低1日2.3時間、3ケ月間の勉強は必要な試験です。
ただ、「住まい」に関してなので、宅建試験に挑戦したい気持ちがあれば、誰しも興味が持てる内容だと思います。
私のように、「宅建に合格して、家の近くでパートをしたい!」など明確に目標が決まっていてやる気があれば、独学でも十分合格できる試験です。
そのため、「どうして宅建を取りたいのか」を自分の中で明確にしておきましょう。
そうすれば、モチベーションが下がってしまった時も宅建合格後の明るい未来があれば、おのずと頑張れますよ。
【宅建独学】主婦でも一発合格した勉強法とコツ まとめ
家事や育児に追われ、自分の時間が少ない主婦でも、毎日のスキマ時間に勉強することで、宅建に合格することができました。
今では、宅建士パートとして自分の希望通りの働き方で、充実した生活を送っています。
数か月、長くても1年頑張れば、宅建は合格できる試験です。
合格した先には、宅建は主婦にとってメリットがたくさんありますので、効率よく学んで宅建合格を目指しましょう!
最後までお読みいただき、ありがとうございました!
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