37条書面(契約書)の覚え方 たったこれだけで簡単に正解できる方法

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37条書面も覚えること多いなぁ。

35条書面に続き、37条書面も「え。これも全部覚えないといけないの?!しんどいな。」と思っている方はいませんか?


そのうえ、37条書面の問題は選択問題で出題されることも多く、しっかりと学習していないと答えられないということも。


でも、大丈夫です!


なんと、37条書面はほとんど暗記する必要なく「考え方」を理解することで、ほんの少し覚えるこで攻略できるんです!


この記事では「37条書面の効率良い覚え方・考え方」を紹介していきます。


私は2022年に宅建本試験では40/50点、宅建業法は18/20点で合格できましたので、おすすめできる方法だと思います。


ぜひ、参考にしてみてください!

この記事を書いた人
  • 2022年に宅建を独学40点で合格
  • 宅建試験後の1ヶ月の学習で40点で合格(独学)
  • 宅建士として不動産会社で勤務中(週3パートで10万円以上)
  • 5歳3歳姉妹を子育て中
  • 週末は家族でキャンプ(夫がハマっている)

いとまき

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目次

37条書面とは

37条書面とは、契約書のことです。

したがって、当事者(売主・買主、貸主・借主など)が話し合って決めた内容を証拠として残しておく意味合いがあります。

そのため、宅建業者は契約を締結したら遅滞なく取引の当事者に対して37条書面(契約書)交付しなければなりません。


ちなみに、37条書面は「宅建士の記名のみ」が義務であり、口頭での説明は不要です。

複数の宅建業者が関与する場合の注意点

複数の宅建業者が関与する場合(売主:宅建業者、仲介業者:宅建業者、買主:一般の人)は、37条書面は、「誰が作成するのか」「責任はどこになるのか」はっきり答えられますか?

試験に出る場合もありますので、ここでまとめておきます。

  • 37条書面の作成:いずれかの宅建業者
  • 37条書面の記名:すべての宅建業者の宅建士
  • 37条書面の交付:いずれかの宅建業者
  • 37条書面に不備があった時の責任:すべての宅建業者
  • 37条書面の説明:いずれかの宅建業者リスト

上記項目で、やる義務があるのが「宅建業者」なのか、「宅建士」なのか、もしっかり答えられようにしておきましょう。

試験に出る可能性ありますよ!

37条書面 絶対的記載事項の覚え方

37条書面にも35条書面と同様に「絶対的記載事項」と「任意的記載事項」があります。

絶対的記載事項は「必ず」記載する項目です。

  • 当事者の氏名・住所
  • 宅地・建物を特定する表示(所在地など)
  • 建物の構造体力上主要な部分等の状況について「当事者双方」が確認した事項(貸借不要)
  • 代金(交換差金)・借賃の額、支払時期・方法
  • 宅地建物の引き渡し時期
  • 移転登記の申請時期(貸借不要)

ちなみに、➂④⑤⑥は37条書面のみで、35条書面には不要な項目です。

この➀~⑥はきっちりしっかり覚えましょう!

ただ見てもらえばわかる通り、普通に考えれば契約書に書くよね?という内容なので、そんなに問題ないかと思います。

覚えるのは、➂ぐらいかなと。

「貸借不要」という部分は注意ですね!

⑥の登記の申請時期は貸借不要となっていて、「賃借権設定登記」の場合は?と思う方もいるかと思います。「賃借権設定登記」の時期は記載事項ではないので、「貸借の場合は登記時期不要」で覚えてしまって大丈夫です。

37条書面 任意的記載事項の覚え方

任意的記載事項とは「記載してもしなくてもよい項目」を指します。

よって、締約の時に「特約を定めた」場合にのみ、必ず記載することになります。

したがって、問題文に「~の定めがあるとき」「~の取り決めがあるとき」と書いてあったら、37条面に必ず記載しなければいけないと事項と判断できます。

覚えるのはたったこれだけ!

とってもシンプルですよね!

ただ、「貸借」については「~の定めがある」と記載があっても記載しない場合があるので、そこだけは注意しておきましょう。

「貸借」で「~の定めがある」と記載があっても、記載しない場合
  • 租税公課の負担の定め
  • 契約不適合責任・履行措置についての定め
  • ローンの斡旋についての定め

税金やローンがあるのは「売買だけ」だからわかりやすいですね!

あと補足として、間違えやすい事項に「抵当権の登記」があります。

抵当権は「話し合って決めた特約ではない」ため37条書面には記載しないので、注意してくださいね!

覚え歌の活用

これまでご紹介した方法で37条の問題は、おおむね正解できると思います。

しかし、確実の正解するために「覚え歌」を活用し完璧に仕上げましょう。

上記項目で、任意的記載事項は「~の定めがある」で答えられますが、よく出題される内容がこの覚え歌に含まれているので、より正解精度が高くなります。


※ちなみに「覚え歌」とは「不動産大学」というYouTubeチャンネルで紹介されている暗記方法です。

他にも35条書面や法令上の制限の「都市計画法」など、私は覚え歌で記憶していました。

宅建はどうしても暗記しなければならない項目があります。

でも、この「覚え歌」を使えばメロディーに乗せて無理なく記憶ができるので、私は普通に暗記するより良かったです。

なおかつ忘れにくいというメリットもあります!

暗記では語呂合わせが主流だと思いますが、このような理由から「覚え歌」がおすすめですよ。

35条面については、35条書面(重要事項説明)簡単で完璧に覚える方法で詳しく紹介していますので、良かったらこちらも参考にしてみてください。

37条書面 覚え歌

では、37条書面の覚え歌を紹介していきます。

37条面の歌は「宇宙戦艦ヤマト」のメロディーにのせて覚えていきます。

37条書面 覚え歌 

宇宙戦艦ヤマトの歌詞を上記の表部分を歌詞として替えるだけです。

詳しい説明は不動産大学を見れば、一発でわかります。

上記表を印刷やスクショして、繰り返し口ずさんで覚えてくださいね。

これだけで、37条書面はもう完璧です!

37条書面の仕上げ 過去問を攻略

あとは過去問を繰り返し、問題に慣れましょう。

ここまでやったらスルスルと面白いように解けるはずです。

私が1番おすすめしたい問題集はLEC出る順宅建士 ウォーク問過去問題集です。

このウォーク問は最重要過去問が網羅されており他社の分野別問題集と比べて問題数も充実しているため、過去問演習に非常に適しています

本試験での問題の傾向を把握したり「理由付けで答えられる」よう意識して解き、過去問は完璧に攻略するよう周回しましょう。

私は分野別問題集をウォーク問に替えてから格段に実力が付いたと実感しましたし、模試での結果も安定して高得点がとれるようになりました。
成績が伸び悩んでいる人、40点超えを狙いたい人にはとてもおすすめの教材です。

ぜひ、使用してみてください!

37条書面の覚え方 まとめ

37条書面を効率的に完璧に覚える方法
  • 絶対的記載事項は完璧に覚える(常識の範囲なので簡単!)
  • 任意的記載事項は「~の定めがある」と書いてあるときだけ
  • 覚え歌で完璧に仕上げる
  • 過去問を「理由付け」して答えられるよう繰り返す

37条書面は、考え方を理解すれば、覚えることがほんの少しで正解できる項目です。

宅建業法は全般的にライバルたちも完璧に仕上げてきます。

差がつかないよう・失点しないように対策が必要です。

なるべく効率的に、忘れない方法で学習していき宅建業法は満点を目指しましょう!



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