賃貸不動産経営管理士って難しいの?
賃貸不動産経営管理士は令和3年から国家資格になりました。
国家資格になったことで、興味を持っている人もいるのではないでしょうか。
結論から言うと、賃貸不動産経営管理士は簡単な資格ではありません。
筆者の私は2022年に宅建と賃管士をダブル受験し、賃管士の勉強には非常に苦戦しました。
この記事では、こういった私の独学で挑戦した経験談を元に「賃貸不動産経営管理士の難易度」と「どれくらいの勉強時間が必要なのか」について解説していきます。
賃貸不動産経営管理士の受験を検討している方の参考になれば、うれしいです。
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- 夫の給料だけではやっていけなくなり、不安から宅建取得を決意
- 2022年に宅建と賃管を独学40点で合格
- 宅建士として子育てと両立しながら”ムリなく”パート勤務
- 6歳4歳姉妹を子育て中のアラフォー
- 寒さと満員電車と人混みが苦手
- 趣味は家族でキャンプ
いとまき
賃貸不動産経営管理士の難易度
《2022年度》 | 受験者数 | 合格者数 | 合格率 |
賃貸不動産経営管理士 | 31,687 | 8,774 | 27.7% |
宅地建物取引士 | 226,048 | 38,525 | 17.0% |
上記の表より、賃管は10人中2人合格できる試験だとわかります。
宅建は偏差値でいうと「55~56」大学でいうと日本大学・駒沢大学ぐらいに相当といわれており、賃貸不動産経営管理士は宅建より10%合格率が高いことか宅建よりは受かりやすいといえます。
ただ、賃管は国家資格になってまだ2年と日が浅い為、合格率がまだ定まっていません。
これから人気が高くなると予想されており、合格率が下がる可能性も十分考えられます。
上記理由から、「賃管は簡単な資格ではないが、難関でもない難易度」というのが結輪です。
賃管合格に必要な勉強時間
- 初学者 200~250時間
- 不動産関連の知識がある人 100時間
上記は賃管士合格に必要な勉強時間の目安です。
1日2時間勉強するなら【初学者なら約3ヶ月】、<不動産関連の知識があるなら約1ヶ月半】ですね。
しかし、宅建と賃管を同じ年に同時に受験する人は、宅建試験終了後の約1ヶ月の学習で合格可能です。
なぜなら、宅建の知識が賃管にもそのまま活かせるので、宅建受験者で賃管も気になっている方は同時受験が断然おすすめです。
くわしくは、「宅建と賃管ダブル受験がおすすめの理由」の記事で解説しているので参考にしてみてください。
【賃管士難易度と合格に必要な勉強時間】まとめ
- 10人に2人合格できる合格率
- 宅建よりは合格しやすい
- 簡単ではないが、難関ではない
- 初学者 200~250時間(約3ケ月)
- 不動産関連の知識がある人 100時間(約1ヶ月半)
- 宅建と賃管ダブル受験する人 60時間(約1ヶ月)
賃管士は国家資格となり需要も高まっている資格のため、今後人気が出てくると予想されています。
人気が出ると受験生のレベルも上がり合格も難しくなってきますので、まだ国家資格になって日が浅いうちに合格してしまいましょう!
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
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