宅建に受かるにはどうしたら良いんだろう。
宅建試験に挑戦してみたけど不合格になってしまった人・勉強に行き詰ってしまっている人もいるのではないでしょうか。
宅建試験にはいくつか特徴があり「これを知っておけば勉強がラクになる」ポイントがいくつかあります。
そういった点を知っておくだけで
- 少ない労力で最短合格できる
- 無駄な勉強をしなくて済む
- 間違った勉強法を回避できる
こういったメリットが得られます。
この記事では、こういった「宅建勉強の正しい進め方」や「宅建勉強のコツ」を筆者の実体験などを含めて詳しく解説しています。
私は「業界未経験・資格も特になし・ごく普通の主婦」でしたが、2022年に独学で宅建に40/50点で合格できましたので、どなたでも実践していただける内容となっています。
いま「宅建に受かる気がしない」「この勉強方法で大丈夫なのかな」と不安になっている方の参考になれば嬉しいです。
晋遊社「LDK」2024.8月号「今取るべき資格ランキング」の企画特集に参加させていただきました!
- 夫の給料だけではやっていけなくなり、不安から宅建取得を決意
- 2022年に宅建と賃管を独学40点で合格
- 宅建士として子育てと両立しながら”ムリなく”パート勤務
- 6歳4歳姉妹を子育て中のアラフォー
- 寒さと満員電車と人混みが苦手
- 趣味は家族でキャンプ
いとまき
今なら宅建講座のクレアールで「宅建試験 非常識合格法」が無料プレゼント中です!
市販で買うと1,760円するものが、期間限定で無料でもらうことができます。
- 【3ヶ月】の短期学習で合格が狙える!
- 宅建の出題傾向と対策がわかる!
- 必要最低限のポイント学習で合格が目指せる!
最小努力での合格のコツや本試験当日の過ごし方など、
宅建受験生なら知りたい情報が満載な1冊です。
「宅建士非常識合格法」の本をもらう
※登録は1分で完結します!先着100名
宅建試験の特徴を知る
まずは、宅建試験がどういう試験なのかを知っておきましょう。
宅建試験の特徴を事前に知っておくだけで効率的に勉強でき、勉強の計画も非常に立てやすくなります。
- 高得点を取る必要はない
- 全範囲きっちり勉強する必要はない
- 宅建業法は満点を狙わないと合格は難しい
- 権利関係は深入りし過ぎない
「全部きっちり勉強しなくても大丈夫なんだ」と知っているだけでも、少し気持ちがラクになりますよね。
そして、このような宅建の「正しい勉強方法」を体系的にまとめてあるのが「非常識合格法」
この本を宅建勉強を始める前に読んでおくことを非常におすすめします!
スタディングでも講師を務めている竹原健講師が書かれている本なのですが、この本を読むことで
- 必要最低限の勉強ポイントがわかる
- 分野ごとの戦略を知り最短合格が狙える
- 【1日1時間】の勉強でも合格が目指せる
こういった効果を得られます。
事前に宅建の概要を知っていないと独学でやりがちな
・出題されない範囲を頑張って学習
・わからない権利関係ばかり勉強してしまう
こういった無駄な行動を避けることができます。
この「非常式合格法」の本は定価1,760円するのですが、通信講座クレアールで無料資料すれば、この本が無料でプレゼントしてもらえます。
もちろん、通信講座への勧誘などはありませんので、安心してくださいね。
効率的に宅建を勉強するには非常におすすめの本ですので、ぜひクレアールで無料資料請求してみてください。
>>クレアールに無料請求して「非常識合格法」の本をもらう※先着100名まで
宅建合格するために必要な点数
宅建試験は大きく4つの分野から出題され、全50問の試験です。
「相対評価方式」の試験で上位15%~17%に入っていれば合格できます。
分野別科目 | 合格基準点(目標点) | 出題数 |
---|---|---|
権利関係 | 7点 | 14問 |
法令上の制限 | 6点 | 8問 |
税・その他 | 2点 | 3問 |
宅建業法 | 18点 | 20問 |
5問免除 | 4点 | 5問 |
合計 | 37点 | 50問 |
上位表は各分野別の「出題数」と取るべき「合格基準点」です。
満遍なく点数を取らなければならないことがわかりますね。
要するに、宅建は全範囲完璧に勉強する必要はありませんが、捨てても良い科目もありません。
そのため、「ここは苦手だから勉強しなくても他で高得点とれば大丈夫だろう」という考えは非常に危険です。
宅建試験は「1点」が非常に重要で、合格点付近には1点差に1万人以上がいる試験です。
受験生のほとんどが得点できる問題は落とさなければ宅建は合格できる試験ですので、すべての範囲の「頻出・重要項目」はしっかりと学習し、取りこぼさない勉強をしていくことが大切。
これから宅建を数か月勉強していく上で上記の分野別の点数をイメージしながら、勉強の強弱をつけていきましょう。
宅建に受かるための勉強法
では、宅建に合格するためにどのように勉強していけば良いのでしょうか。
宅建の勉強方法は主に3つあります。
- 独学
- 通信講座
- 資格学校に通学
「自分の時間」がたくさんある人は独学でも合格可能です。
今ではYouTubeで有料級に講義動画もたくさんあり、ブログでも勉強の方法が詳しく解説されてたりと、独学でも合格できる環境が整っているといえます。
しかし、間違った情報や意味のない情報もあふれているので「正しい情報」を自分で取捨選択する力がないと難しいです。
したがって、宅建取得に時間がかかっても良い方、資格勉強に慣れている方などは、独学で宅建に挑戦しても合格は可能だといえます。
一番おすすめの勉強方法
宅建は独学でも合格可能ではありますが、一番のおすすめの勉強方法は「通信講座」です。
今は通信講座で資格取得をする人が増え独学並みに価格が安いものやオンラインが発達したことから、通学並みに手厚いサービスがある通信講座まで多種多様です。
宅建試験に挑戦する人は忙しい社会人・子育て中の主婦など、日々忙しい人が多いはず。
そういった方が「効率的に」「短期間」で宅建取得を目指すことができるのが「通信講座」。
独学のようにのらりくらりと自己流で勉強するより宅建のプロが作ったカリキュラムとこれまでのノウハウが凝縮されたテキストを使って勉強した方が、最小限の努力で合格に近づけます。
通信講座が気になる!と思った方は、私が通信講座8社の中からおすすめしたい通信講座5社を別記事で紹介しています。
こちらを参考にしてみてください。
おすすめの勉強の進め方
勉強の進め方はいろいろとありますが、「不動産業界未経験・法律勉強経験なし・ごく普通の主婦」がおすすめする勉強の進め方を紹介します。
- 「非常識合格法」で宅建試験について知る
- 宅建業法⇒法令上の制限⇒権利関係⇒税・その他の順で勉強する
- テキストを読む前に講義動画を視聴する
- 講義動画⇒テキスト⇒過去問 を繰り返す
この上記➀~④は「独学」でも「通信講座」「通学」であっても、共通しておすすめしたい勉強の進め方です。
宅建業法から勉強を始める理由
➀については上記で説明したので省略します。
➁に関しては、「権利関係を先に勉強した方が良い」と言っている人やスクールも見かけるので一概に「これが絶対正解!」というのはないと思います。
しかし、私が宅建を勉強してみて「宅建業法から勉強した方が勉強の継続にはつながる」と感じました。
なぜなら、宅建業法は「売買・賃貸契約」など不動産に関してイメージしやすく、全く知識がなくてもとっつきやすく理解もしやすいんです。
やっぱり勉強も「楽しい!」と感じないと続かないですよね。
私がそうだったのですが、勉強慣れしていない人は「勉強が継続できるのか不安」という人も多いと思います。
そういう意味でも理解しやすく「これなら勉強続けられるかも!」と思える項目から勉強することが重要。
正直、権利関係は難しいです。
理解してくれば楽しくなりますが、まだ「宅建」に関して全く知らない状態で権利関係から勉強を始めるのは、「しんどい」「つらい」と感じてしまうはず。
こういった理由から、私は「宅建業法」から勉強を始めるのをおすすめします。
テキストを読む前に講義動画を見る理由
私は【宅建業法 ⇒ 法令上の制限 ⇒ 権利関係 ⇒ 税・その他】の順で勉強をしました。
始めの宅建業法では、➀テキストを読んで⇒➁過去問をやる、という順番で、なんら問題ありませんでした。
ところが、「法令上の制限」にはいった途端、テキストでは理解できなくなったんです!(涙)
それから、いろいろ検索してみてYouTubeに講義動画があることを知り、見始めてからは嘘のように理解できるようになったんです。
この経験から、講義動画視聴 ⇒ テキストの順に勉強の順番を変更してから、格段と理解が早まりました。
あとは【講義動画 ⇒ テキスト ⇒ 過去問・問題集】を項目ごとに繰り返します。
「理解しづらい項目」や「間違えやすい箇所」はひたすら【講義動画 ⇒ テキスト ⇒ 過去問・問題集】を繰り返し、頭に叩き込みましょう。
宅建勉強のコツ
ここからは「宅建勉強のコツ」について「私が実践していたこと」や「これは良かった!」ということを紹介していきます。
- 勉強を習慣化する
- とにかく「スキマ時間」を勉強にあてる
- 「理解する」を心掛ける
- LEC出る順「ウォーク問」(分野別過去問)を最低3周する
- 模試は数回受けて試験慣れする
「私が合格できたのはこのおかげかな」というものを取り上げてみました。
要するに「地道に努力しましょう」ということになりますね。
勉強の習慣化・スキマ時間の活用
私としては始めに書いた「勉強を習慣化する」ができれば、合格はほぼ確定だと思います。
「習慣化できている」ということは毎日宅建に触れていて、知識も定着しつつあるということ。
顔を洗う、ご飯を食べる、というように生活の中に「宅建を勉強する」が組み込まれれば、合格ロードに乗ったと言っても過言ではありません。
そして、宅建取得を目指している人は社会人で忙しい人がほとんどですよね。
がっつり数時間確保して毎日勉強するとなると「ムリ」と感じると思いますが、
・育児の合間のちょっと空いた時間
・通勤途中の電車に揺られている時間
・SNSや動画を見ていた時間
こういった「スキマ時間」の10~15分を宅建の勉強にあてれば、通算で1日1、2時間勉強していることになるんですね。
1日何時間も勉強しなくても宅建は合格できます。
それよりも、勉強の習慣化・毎日宅建に触れることの積み重ねがとても大切だと感じました。
「理解する」を心掛ける
繰り返しになりますが、勉強も「楽しい!」と思えないと継続できません。
この「楽しい!」となるには「理解する」が非常に重要です。
人は新しいことを「発見」したり、「知る」ことを経験できたときに喜びを感じる生き物です。
宅建の勉強もはじめはわからないことばかりですが、段々と重説や契約について覚えてきたり、難しかった権利関係も講義動画や過去問の解説を繰り返し見ていくうちに「わかった!」瞬間が訪れ、「宅建の勉強が楽しい!」となっていきます。
「わかった!」と「理解する」ことを心掛けて勉強していくことが、勉強継続にはとても大切です。
やはり「理解できない」「わからない」といったままだと勉強もつまらなく感じ、毎日勉強する気になれませんよね。
そのためにも、自分が理解しやすい教材や講義動画で繰り返し学習しましょう。
どうしても「わからない」ところがでてきたら、まずは飛ばしてしまっても構いません。
理解できそうなところからどんどん勉強を進めていきましょう。
そして、宅建の勉強がある程度進んで飛ばしたところに戻ってくると、不思議と理解できたりもします。
「理解できれば勉強は楽しいんだ」というのがわかれば勉強も継続できますので、はじめのうちは我慢して勉強をしてみてください。
LEC出る順「ウォーク問」を最低3周する
私はLECの出る順「ウォーク問」を使い始めてから知識が定着し、模試でも安定して高得点が取れるようになりました。
そのため、私は「ウォーク問」をおすすめしますが、他の分野別過去問でも問題はありません。
とにかく分野別過去問題集は最低3周は解きましょう。
自分が苦手な分野は自分が納得するまで何回も解き、その都度テキストや講義動画を見て何度も復習してください。
この方法が苦手克服には非常に効果的で結局は最短ルートだと思います。
模試は数回受けて慣れておく
毎日、宅建を勉強して過去問や一問一答に慣れていても、すべての分野を50問ぶっ通しで解くというのはあまりやっていないと思います。
模試に慣れることも必要ですし、模試を受けることでかなりのメリットが得られます。
- 本試験で問題を解きやすい順番を見定める
- 2時間で50問解き終わるよう時間配分の確認
- 初見の問題に対応できる精神力・読解力を養う
- 本試験当日の午前中の過ごし方・食事の摂りかたをシュミレーション
- 周りに人がいても集中して解く練習
上記について、模試を受けることであらかじめ確認できるので、本番でも慌てず受験できるようになります。
私がおすすめするのはLECの「0円模試」と「ファイナル模試」です。
決してLECの回し者ではないのですが、私が宅建合格に非常に役に立った模試と感じています。
詳しくは、「40点合格者の宅建模試レビュー6選 絶対受けるべきおすすめも紹介!」の記事でレビューしていますので、気になった方はこちらの記事も見てみてください。
【宅建に受かるための勉強の進め方とコツ】まとめ
- 「非常識合格法」で宅建試験について知る
- 宅建業法⇒法令上の制限⇒権利関係⇒税・その他の順で勉強する
- テキストを読む前に講義動画を視聴する
- 講義動画⇒テキスト⇒過去問 を繰り返す
私は「業界未経験・ごく普通の主婦」でしたが、上記の方法で宅建に一発合格することができました。
独学だったので遠回りしてしまった部分もありますが、合格できたのはやはり「勉強が習慣化できたこと」だと感じています。
それには「宅建が楽しい!」と思えることが一番。
これから宅建を受験する方はこの「宅建勉強が楽しい!」と思えるような環境づくり・習慣化をまずは目指してほしいと思います。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
コメント